中国の経済発展が日本や世界の環境に大きな影響を与えている
米国のラジオ番組On Pointの7月6日の放送の前半で中国の自動車社会について取り上げている。それによると:
- 中国は自動車ブームである
- 中国の都市の大気汚染は世界で最悪である。
- 世界で最も大気汚染がひどい都市トップ3は北京、天津、上海である。また、上位20のうちの16が中国にある。
- 大気汚染による呼吸器疾患により年間30万人から50万人の子供が亡くなっている。
- 年間7500万件の喘息発作が起こっている。
- エネルギーの75%は石炭で、多くは硫黄を含む低質なものである。
- 中国の大気汚染は中国国内や近隣諸国、更に世界中に影響を及ぼしている
- 中国政府は環境問題に取り組んでいる。
- 1990年代中盤に中国政府の報告書で、環境悪化は社会を不安定にする三大要因の1つに数えられている。
- 2010年までにエネルギー源の10%を再生可能エネルギーにすることが義務付けられている。
番組の中ではこのほか中国の自動車事情についての報告もあり、興味深かった。