火星に取り残されて

The Martian: A Novel (English Edition)

The Martian: A Novel (English Edition)

舞台は近未来、NASAによる火星への有人往復飛行が行なわれている。一連の往復ミッションの中の3回目、6人の飛行士が31火星日間(火星の一日は24時間40分)滞在するはずが、不測の事態により6火星日目で他の飛行士が火星から脱出し一人が取り残された。
この本は、出版社に原稿を持ち込んだけど相手にしてもらえなかったので自分のウェブサイトで無料で公開したら評判になって、出版社から声がかかり売り出されたものです。無料版がないか少し探しましたが見つからないのでKindle版を買いました。ウィキペディアの記事によれば、20世紀フォックスが映画化の権利を買っているとのこと。
私にとっては楽しい小説でした。科学的・技術的な考証がちゃんとなされている印象です。映画が公開されたら見に行きたいと思います。映画よりテレビシリーズのほうが見てみたい気がしますが。
私は英語の本はノンフィクションばかり読んでまして、長編小説を読むのは初めてなのですが、読み易い本だったと思います。