数年後には中国でインターネットの技術開発が活発化する

モルガン・スタンレー証券のアナリスト、メアリー・ミーカー(Mary Meeker)が講演の中で表題のような予想をしている。2005年10月に行なわれたWeb 2.0会議でのことである。その講演の音声がIT Conversationsのここで配布されている。講演は「Internet Trend」という題名で、インターネットの動向全体について述べている。その講演の中で特に印象に残ったのが、「数年後には中国でインターネットの技術開発が活発化する」という予想であった。
その予想の根拠は、現時点で30歳以下のインターネット利用者が世界で一番多いのは中国だからである。10数年前、若い世代がアメリカでインターネットを使い始め、その後何年かしてインターネットの技術開発が活発化した。それと同じことが中国で起こるはずだというのである。