Windows Mediaのストリーミングを保存する際のヒント

Windows Mediaのストリーミングを保存するのに使うソフトとしてはGetAFSStreamSDPが定番である。私の用途ではSDPのほうがうまく動くので、私はもっぱらSDPを使っている。PBSのドキュメンタリーをPocket PCで見るために保存したのだが、単純にそれをおこなうとちょっと面倒だった。1つのドキュメンタリーが複数の部分に分かれているからである。SDPは複数のストリームを平行して保存することができない。そのため各部分を順に保存していた。
しかし、実はSDPを複数起動することができ、問題なく動作することがわかった。そこで、番組が分割されている個数と同数SDPを起動して、それぞれに別々のストリーミングのURLを渡して平行して保存をおこなった。
再生中のストリーミングのURLは、Windows Media Playerなり、そのブラウザープラグインからプロパティを見れば分かることが多い。
複数のSDPが完全に独立に動作するわけではない。SDPにはタイマーを設定してその日時にストリーミングの保存をおこなう機能があるのだが、そのタイマーは起動されているすべてのSDPに対して1つしかない。したがって複数のタイマー予約をすることはできない。
Net TransportWindows Mediaの保存に対応しているが、1つだけ弱点がある。それは、保存したファイルにタイムコードがないためか、単純な再生には問題ないが、再生中に戻したり進めたりができないことである。