PubSubはデュアルプロセッサのマシン1台でサービスをおこなっている

PubSubというRSSフィードの集成(aggregation)をおこなっている会社がある。RSSフィードの集成サービスはいろいろあるが、PubSubの特色は利用者の好みに応じたフィードを作ってくれることである。利用者はあらかじめ自分が興味のあるキーワードを登録しておく。PubSubは新しいブログエントリが送信されてくるたびに、そのエントリがどの利用者とマッチするかを調べマッチした利用者に配信する。PubSubではこれをprospective search(将来に向けての検索)と呼び、GoogleTechnoratiなどの検索をretrospective search(過去を振り返っての検索)と呼んでいる。つまり、通常の検索はこれまでに溜め込んだ記事(=過去の記事)に対して検索をおこなうのでそのように呼んでいるのである。
前置きが長くなったが、PubSubのCTOのブログのエントリに第三者による評価でPubSubの成績がよかったという自慢話が載っていて(本人が「これは自慢だ」と言っている)その中で、PubSubは1500万のブログを扱っていて、それを1台のデュアルプロセッサマシンでさばいていると書いてあった。
新しいサービスを始めるのに要する費用が以前よりずっと安くなったという話がいろいろなところで聞かれるが、PubSubもその実例の1つということになる。