Get Me Rewrite
On the Mediaというアメリカのラジオ番組の7月8日の放送を聞いた。その中でオンライン百科事典Wikipediaの7月7日のロンドンのテロ事件の項目が取り上げられていた。表題のリンク先が7月8日放送分のページで、そこの2番目が表題の話題である。そのページからMP3ファイルがダウンロードがでる。
テロ事件が起こってすぐに、そのための項目がWikipediaにでき、刻々と更新されていったという報告だ。そして、それは非常に有用な情報提供の場となっているということだった。重大事件が起こってすぐに項目ができ、有用な情報提供の場となったのは2004年12月のインドネシアの津波以来2回目だそうだ。
続いてWikipediaに関する一般的なことがらに話が進み、以下のようなことが指摘されていた。
- 複数の人が合意できる事実のみを載せることになっている。
- 各項目には対応する議論のページがある。
- ルール違反が起こっても分単位で修正される。項目が変更された際にメールで知らせる機能があるから。
- 重大事件の際に、テレビでは、新たに報道を見始めた人のために同じことを繰り返し放送するのが、ずっと報道を見続けている人にはわずらわしい。Wikipediaはそれとは無縁である。