日本でポッドキャストを聞いている人はかなり少なそう
6月8日(木)、「podcasting概観」と題してInterop 2006でポッドキャストの話をした。スライドをここに置いた。聞きに来ていた人30〜40人に以下のことを尋ねた。
- ポッドキャストを聞いたことがない→0
- 定期的に聞いているポッドキャストがある→5人くらい
- 定期的に聞いているポッドキャストが5つ以上ある→1人
- その場にデジタル音楽プレーヤーやPDAを音楽が聞ける状態で持っている→ほぼ全員
聞きに来た人はポッドキャストに関心がある人のはずで、デジタル音楽プレーヤー等を持っているにもかかわらず、ポッドキャストを定常的に聞いている人は皆無であるというのが興味深かった。
日本でポッドキャストが広く活用されるためにはブレークスルーが必要なようである。たぶん、コンテンツの充実と操作性の向上の両方が必要だろう。iPod+iTunesは基本的に音楽を聞くたのインターフェースで、ポッドキャストを聞く上ではまだまだ改良の余地がある気がする。皆さんがどう感じているか聞かせていただければ幸いである。
なお私が発表したのは「podcasting」というセッションで、座長は電通国際情報サービスの熊谷誠治さん、私以外の発表は以下の通り。
- 朝日放送の赤藤倫久さんが朝日放送でのポッドキャスト配信について
- 奈良先端科学技術大学院大学の砂原秀樹さんが同大学の講義のポッドキャスト配信について