レッシグ教授と通信業界団体代表によるネット中立性の討論

今年3月ころ日本でも少し話題になったネット中立性(net neutrality)の議論が米国議会での法制化の動きに呼応して、再び盛り上がっている。ラジオ番組On Pointで6月1日に「Net Neutrality」と題する討論が放送された。討論の参加者は数人居たが、基本的には以下の二者の討論だった。

レッシグ教授は中立性支持の立場から「インターネット接続会社(ISP)はコンテンツを差別せずに運べ」と明快な主張をしているのに対して、通信業界団体の代表は、終始それとはずれた主張をしていたのが興味深かった。
ネット中立性の議論をするときに、その定義が明確にならず、実のある議論にならないことがよくあると聞いているが、その一例だった。