Jet Blue 292の機長の行動

先週、Jet Blue 292がロスアンゼルスに不時着した件について、部分的ではあるが、機長と管制塔との交信がFly With Meというポッドキャストで公開されている。MP3ファイル直接リンクはこれである。
Jet Blue 292の機長は異常を報告し、それに対して整備担当者はセンサーの誤動作で実際にはノーズギアに異常はないと結論付けている。それに対して機長は責任者として異常の可能性を考慮して燃料を使い果たした上で着陸した。交信の中でその機体は前日にも同様の異常を起こしており、修理がなされていたことが触れられており、それからすると機長の判断はうなずける。
そして、そのポッドキャストのキャスターが以下のことを言っている。

よい機長であるための条件は自らの責任で決断することである。周りの人が善意でアドバイスしても、それらの人は必ずしも決断の直接の影響を受けるわけではない。直接の影響を受ける機長が自らの責任で決断しなければならない。